この記事では、電子書籍はやめたほうがいい?について書いています。
スマホやタブレットで手軽に本を読める「電子書籍」。
場所を取らず、いつでもどこでも読める便利さから利用する人も増えていますよね。
家の収納が狭い筆者も電子書籍を買おうかなと考えていたのですが、調べると「紙の本のほうがいい」「電子書籍はやめたほうがいい」なんて意見が。
メリットしかなさそうな電子書籍ですが、なぜそんな風に言われているのか気になりますよね。
そこで今回は、電子書籍はやめたほうがいいのか、その理由を徹底調査!
電子書籍のメリットや買う時の注意点についてもまとめているので、気になる人はぜひ記事をチェックしてくださいね。
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電子書籍はやめたほうがいい?デメリットはどんな部分?

電子書籍は便利ですが、「やめたほうがいい」と言われるのも事実。
実は使ってみて初めて気づく電子書籍のデメリットも多いんです。
まずは、なぜ電子書籍はやめたほうがいいとされているのか、電子書籍のデメリットを6つ紹介します。
- 所有感がなく、読んだ気になりにくい
- サービス終了で読めなくなるリスクがある
- 目が疲れやすく、長時間の読書に不向き
- 紙の本より読み返しやすさ・探しやすさに欠ける
- 端末やアプリの操作が必要で手間がかかる
- 中古販売や貸し借りができない
所有感がなく、読んだ気になりにくい
電子書籍のデメリットとしてよく出てくるのが、「読んだ気になりにくい」ということ。
紙の本で得られる満足感が、電子書籍には足りないことが「電子書籍はやめたほうがいい」とされる大きな理由です。
電子書籍の大きな特徴は、データとして保存されるということ。
スマホやタブレットのなかに収納されているとはいえ、紙の本のように「本棚に並べて眺める」「ページをめくる」といった感覚がないため、読書の実感が薄れやすいとも言われています。
本の厚みや手で持ったときの重みが感じられないことで、「読破した達成感がない」と感じる人も少なくありません。
また、紙の本だとパラパラとめくって前後を確認したり、気になるページに付箋を貼ったりできますが、電子書籍ではできませんよね。
今まで本を読んでいた時に「当たり前」だったことが、電子書籍ではできないわけです。
本を読むことだけでなく、読んでいる過程やその後も大切にする人にとっては、電子書籍は満足できない可能性が高いでしょう。
サービス終了で読めなくなるリスクがある
電子書籍は「いつか読めなくなってしまう」といったリスクがあります。
電子書籍は、購入したとしても実際には「データを閲覧する権利」を得ているだけのケースがほとんど。
そのため、利用している電子書籍ストアがサービスを終了した場合、購入した本が読めなくなる可能性もあるんですね。
実際に、過去には国内外の電子書籍サービスで、事業終了と同時にライブラリが消滅したケースもありました。
紙の本なら一度買えば売ったり捨てない限り手元に残りますが、電子書籍はストア側の都合によって一瞬で消えてしまうこともあるわけです。
また、著作権保護の関係で他の端末やアプリにデータを移せない場合も。
「せっかくお金を出して買ったのに読めなくなった」というのはかなりショックですよね。
一生読み続けたい本がある人にとって、急に読めなくなるリスクがあるのはかなり大きなデメリットです。
目が疲れやすく、長時間の読書に不向き
スマホやタブレットで読む電子書籍は、目が疲れやすいのもデメリットのひとつです。
スマホやタブレットの画面を長時間見続けると、どうしても目が疲れてしまいます。
とくにバックライトが強い液晶画面では、ブルーライトの影響で眼精疲労や肩こり、頭痛を感じる人も。
紙の本なら自然光でも読めますが、電子書籍は端末の明るさを調整したり、充電が切れたりと、環境に左右されやすいんですよね。
漫画であれば多少場面を飛ばしても話が理解できたりしますが、小説だとそうもいかず、でもずっと画面を見続けるのはしんどいもの。
「寝る前の読書が習慣」という人にとっては、画面の光が睡眠の質を下げる原因にもなりかねないため、注意が必要です。
紙の本より読み返しやすさ・探しやすさに欠ける
電子書籍では、ページをパラパラとめくるように前後を確認することが難しいのも、本好きが懸念する部分です。
紙の本なら「だいたいこのあたり」と感覚的に開けますが、電子書籍はページ単位でしか移動できないんですね。
また、図表やイラストが多い本だと、画面サイズによって見づらくなることもあります。
スマホやタブレットの向きを変えれば見れないこともないですが、いちいち動かすのはどうしても手間ですよね…。
電子書籍の検索機能は便利ですが、細かいニュアンスを探したいときや、ページ全体のレイアウトを見ながら理解したい場合は紙のほうが圧倒的に使いやすいでしょう。
端末やアプリの操作が必要で手間がかかる
電子書籍を読むには、専用アプリのインストールやアカウント登録、端末の同期などが必要です。
機械操作が苦手な人にとっては、これって結構なハードルになりますよね。
また、アプリによって操作感が異なり、「使いづらい」「動作が重い」と感じることも。
端末のアップデートや容量不足によってアプリが開けなくなる場合もあり、紙の本のように「すぐに手に取って読める」という手軽さは実は少ないんです。
さらに、端末が壊れたり、データが消えたりすると再ダウンロードの手続きが必要になるなど、意外と手間が多いのも電子書籍の実態。
読書に集中したい人にとっては、こうしたデジタル管理の煩雑さがストレスになることもあります。
中古販売や貸し借りができない
電子書籍はデータの性質上、紙の本のように友人に貸したり、中古ショップで売ったりすることができません。
読んだあとに誰かに譲ったり、不要になった本を処分したりといった自由度がないのも、「電子書籍はやめたほうがいい」とされる理由のひとつです。
本が好きな人って、「この本おもしろかったから読んでみて!それで感想教えて」と誰かに貸すのが好きだったりするんですよね。
親しい人と同じ本を共有する楽しみが、電子書籍はしにくいのは確かに残念ポイントかもしれません。
さらに、電子書籍には割引やポイント還元といったお得な面もありますが、紙の中古市場のように「安く買う・売る」という文化は存在しません。
経済的に「資産にならない本」という点で、デメリットに感じる人も多いでしょう。
電子書籍のメリットは?
電子書籍にはデメリットもありますが、もちろんメリットもたくさん。
ここからは、電子書籍の主なメリットを6つ紹介します!
- 本を持ち歩かなくても、どこでも読める
- スペースを取らず、収納がスッキリする
- すぐに購入・ダウンロードして読める
- 拡大・検索・マーカーなど便利機能が使える
- セールや読み放題サービスでお得に読める
- 暗い場所でも読書できる
本を持ち歩かなくても、どこでも読める
電子書籍の最大の魅力は、スマホやタブレットさえあればいつでもどこでも読書ができることです。
紙の本のように何冊も持ち歩く必要がなく、通勤や通学のスキマ時間にも気軽に読めるのは大きなメリットですよね。
何百冊分もの本を端末ひとつにまとめられるので、「今日はこの気分だな」なんて自分の気分に合わせて本を自由に選べるのもうれしいポイント。
電車の中やカフェ、自宅など、シーンを選ばずに読書ができる自由さは、紙の本にはない電子書籍ならではのメリットです。
スペースを取らず、収納がスッキリする
紙の本は増えると本棚がすぐにいっぱいになり、収納場所に悩むこともあります。
その点、電子書籍はすべてデータとして保存されるため、どれだけ増えても部屋が散らかることはありません。
引っ越しや模様替えのときに重たい本を運ぶ必要もなく、掃除の手間も減ります。
とくにマンション暮らしやミニマリスト志向の人にとっては、大量の本を管理しなくていいのは大きなメリットですよね。
また、タイトル検索やカテゴリ分けが簡単なので、読みたい本をすぐに見つけられるのも便利。
本が好きだけど部屋に収納がない・インテリアにこだわりたい人に、電子書籍はおすすめです。
すぐに購入・ダウンロードして読める
読みたい本を思い立ったその瞬間に、すぐ購入して読めるのも電子書籍の大きな魅力です。
わざわざ書店に行ったり、在庫を探したりする手間がなく、発売日当日には深夜0時から読める作品も。
話題作や雑誌の新刊など人気で品切れになりやすい本でも、電子版なら在庫切れの心配がありません。
外出中や深夜など、どんなタイミングでも本を手に入れられる手軽さは、忙しい現代人にぴったり!
読みたい本があるけど本屋に行けなくて諦めていた人は、ぜひ電子書籍を試してみてください。
拡大・検索・マーカーなど便利機能が使える
電子書籍は、文字サイズを自由に拡大・縮小できるほか、気になる単語をすぐに検索したり、マーカーで重要な箇所に印をつけたりといった便利機能が充実しています。
たとえば、学習書やビジネス書では、検索やしおり機能を活用することで効率よく情報を探せます。
また、電子書籍によっては辞書機能が内蔵されており、英単語などをすぐ調べることも可能です。
紙の本では難しい「読みやすさのカスタマイズ」ができるのは、電子ならではの強みですよね。
最近では視力に合わせた画面調整もできるので、「電子書籍って読みにくそう…」と感じている人ほど一度試してみてほしいです。
セールや読み放題サービスでお得に読める
電子書籍ストアでは、定期的に割引セールやキャンペーンが行われており、紙の本よりもお得に読める場合があります。
ときには50%オフになることもあり、「こんな安いなら読んでみようかな」と新しいジャンルを開くきっかけになりますよね。
また、「Kindle Unlimited」や「楽天マガジン」などの読み放題サービスを活用すれば、定額で多くの本や雑誌を楽しめるのも電子書籍ならではのサービス。
月に数冊読む人なら、すぐに元が取れるほどコスパはばっちりです。
さらに、無料で試し読みできる作品も多く、自分の好みに合った本を見つけやすいのもメリット。
本を読みたいけど、コストの面で悩んでいる人にとって電子書籍は大きな味方になってくれますよ。
暗い場所でも読書できる
電子書籍は端末自体が光るため、暗い場所でも快適に読書ができます。
夜寝る前や電車・飛行機の中など、周りを明るくできない環境でも問題なく読書が楽しめます。
気になる「眼への影響」ですが、バックライトの明るさを調整すれば眼に優しい読書環境を作ることも可能です。
夜間モードやブルーライトカット機能がある端末もあるので、気になる人はチェックしてみてください。
また、ページをめくる音がしないため、静かな場所でも周囲を気にせず読めるのもポイント。
時間や場所を選ばずに本を読める自由さは、電子書籍ならではの魅力です。
【結論】電子書籍はどんな人におすすめ?

電子書籍にはメリット・デメリットがありますが、上手に使えばこれ以上ない便利なアイテムです。
合う合わないがあるのを踏まえて、ここからは電子書籍がおすすめな人の特徴を3つ解説していきます。
- 外出先でも気軽に読書を楽しみたい人
- 本の収納スペースを減らしたい人
- コスパよくたくさんの本を読みたい人
外出先でも気軽に読書を楽しみたい人
通勤・通学の時間やカフェでの休憩中など、外出先でも気軽に本を読みたい人には電子書籍がぴったりです。
スマホやタブレットさえあれば何冊でも本を持ち歩けるので、かさばったり重たくてしんどくなることがありません。
ちょっとしたスキマ時間でも読みたいときにすぐ読めるので、忙しくて本を読む時間を確保できない人におすすめ。
ついスマホでSNSを開いたりゲームをしたりする人も、電子書籍なら本を読む習慣をつけられるかもしれません。
忙しい人や移動が多い人ほど、電子書籍の快適さを実感できるでしょう。
本の収納スペースを減らしたい人
「本棚がいっぱいで整理できない」「部屋が狭くて本を置けない」そんな人には電子書籍が最適です。
電子書籍は本がデータとして保存されるため、どれだけ本を買ってもスマホやタブレット分しか収納をとりません。
引っ越しや掃除のたびに本を動かす必要もなく、部屋をスッキリ保てるのも魅力。
インテリアにこだわりたい、だけど本もたくさん持ちたい人に電子書籍はこれ以上ないアイテムですよね。
また、大量に本があると探すのが大変ですが、電子書籍アプリには検索機能やカテゴリー管理があり、数百冊あっても簡単に探せるのが便利。
紙の本だと探すのに時間がかかる作品も、電子書籍なら一瞬で見つけられます。
ミニマリストや整理整頓が苦手な人、コンパクトな暮らしを目指す人にとって、電子書籍は理想的な読書スタイルとしておすすめです。
コスパよくたくさんの本を読みたい人
とにかくたくさんの本を読みたい人・読書量を増やしたい人にも電子書籍はおすすめです。
多くの電子書籍ストアでは、定期的にセールや割引キャンペーンがあり、人気作品が半額で買えることもあります。
また、読み放題サービスを利用すれば、月額料金で数千冊もの本を自由に読めることも。
紙の本だと1冊ずつ購入する必要がありますが、電子書籍ならコスパよく読書量を増やせるのが魅力です。
お金をかけずに幅広いジャンルを楽しみたい人には、電子書籍がぴったりです。
電子書籍を買う時の注意点
電子書籍を購入するときには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
紙の本と違い、サービスや端末によって使い勝手が変わるため、事前にチェックしておくと失敗を防げますよ。
ここからは、電子書籍を買うときの主な注意点を3つ紹介します。
- サービスによって読める端末が異なる
- 配信終了やサービス停止のリスク
- 容量や通信環境に注意
サービスによって読める端末が異なる
電子書籍は、サービスによって読める端末が決まっているということをを覚えておきましょう。
電子書籍は、購入したサービス専用のアプリや端末で読むことが基本です。
たとえばAmazonのKindleで買った本は、基本的にKindleアプリや端末でしか読めず、同じ電子書籍でも楽天KoboやBookLiveなど他のサービスでは開けないことがあるんですね。
そのため、サービスを乗り換えたり、複数の端末で読む場合には注意が必要です。
また、スマホやタブレットのOSやバージョンによっては対応していないこともあるので、事前に自分の端末で読めるかどうかを確認しておきましょう。
よく確認しないまま購入すると、せっかく買ったのに読めないまま後悔する可能性もあります。
配信終了やサービス停止のリスク
急な配信終了やサービスが停止するリスクも、電子書籍にはあります。
電子書籍はデータで提供されるため、販売元の都合で配信が終了する場合があります。
また、サービス自体が終了すると、それまで購入した電子書籍が読めなくなることも。
自分で選んで購入している点では紙の本と同じですが、永久的に自分の手元に物理的に残るわけではないんですね。
「お金を出したのに…」という気持ちはよく分かりますが、この不安定さは電子書籍に限らず、データで配信されるものすべてに共通するものかもしれません。
人気のある大手サービスであれば長期的に安定して利用できることが多いですが、マイナーなサービスや短期間で終了する可能性があるサービスは避けたほうがいいかもしれません。
トラブルを避けるためにも、購入前にはサービスの運営実績やサポート体制、利用規約などを確認しておきましょう。
容量や通信環境に注意
電子書籍はデータとして端末に保存されるため、思った以上に容量が大きくなってダウンロードできなくなる場合があります。
とくに、画像が多いマンガや写真が多く掲載されている雑誌は容量が大きくなりがち。
購入前にはスマホやタブレットのストレージが不足していないか確認しましょう。
また、通信環境にも注意が必要です。
モバイル回線で大量の電子書籍をダウンロードすると、通信量を大幅に消費してしまい、通信制限にかかることも。
安く電子書籍を手に入れられても、通信料がかさんでしまったら意味がないですよね。
電子書籍はWi-Fi環境でダウンロードするのをおすすめします。
さらに、複数の端末で同じ本を読みたい場合は、同期機能やクラウド保存の有無も確認しておくと便利ですよ。
まとめ
電子書籍はやめたほうがいいのか、電子書籍のメリット・デメリットをまとめました。
電子書籍は持ち運びやすく、検索や整理も便利ですが、「やめたほうがいい」と感じる人も少なくありません。
配信終了・サービス停止のリスク・容量や通信環境による不便さなどがデメリットとしてあげられます。
ただ、一方でいつでも手軽に読める・ハイライトや検索が便利・購入や管理が簡単といったメリットも。
購入前にデメリットや注意点を確認し、電子書籍が自分に合うかどうかをしっかり見極めましょう。


