この記事では、映画が安い日について書いています。
サブスクの普及に伴い、家で気軽に名作が見られるようになった今。
それでも、やっぱり「映画館で映画を観る」という体験はどこか特別で、「わざわざ観にいった」映画というのはずっと心に残るんですよね。
ただ、映画の鑑賞料金って結構高くて、なかなか気軽に観られないもの…。
そこで今回は、映画が安い日はいつか、大手映画館ごとに徹底調査しました!
「できればおトクに観たい」「気になる作品が多くて出費を抑えたい」という人は、ぜひ記事をチェックしてください。
映画が安い日はいつ?大手映画館ごとにご紹介!

- TOHOシネマズ
- イオンシネマ
- ユナイテッドシネマ
- 109シネマズ
- T・ジョイ
- MOVIX
- シネマワールド
- テアトルシネマ
TOHOシネマズ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデイ | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| auマンデイ | 毎週月曜日 | Pontaパス会員は鑑賞料金が1,100円 |
| シネマイレージデイ | 毎週火曜日 | シネマイレージ会員は鑑賞料金が1,300円 |
| TOHOウェンズデイ | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| セゾンの木曜日 | 毎週木曜日 | セゾンカード保有者は鑑賞料金が1,200円 |
| FODフライデイ | 毎週金曜日&土曜日 | FODプレミアム会員は鑑賞料金が1,200円 |
| JERAサンデイ | 毎週日曜日 | サイト内の動画を見ると鑑賞料金が300円引き |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| レイトショー | 20時以降 | 鑑賞料金が1,500円 |
| シニア割引 | 60歳以上ならいつでも | 鑑賞料金が1,300円 |
TOHOシネマズは、曜日や月の「1日」、会員向けサービスなど割引の種類が多く、上手く使えばかなりおトクに鑑賞できます。
たとえば、毎週水曜日や月初めなら誰でも割引対象。
会員登録して火曜を狙うのも効率的です。
狙いめなのが、毎週日曜日の映画が安くなる「JERAサンデイ」。
TOHOシネマズのサイトから飛べるページ内にある動画を最後まで見るだけで、その週の日曜日に使える映画割引クーポン(最大300円)が全員にプレゼントされるんです。
面倒な会員登録もなく、動画を見るだけでいいっていうのがうれしいですよね。
夜のレイトショーも割引対象になることが多いので、「仕事終わりに映画を観たい」ときに便利です。
ただし、人気作品や土日・祝日は混雑&売り切れ注意 — 早めの席確保がおすすめです。
イオンシネマ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ハッピーファースト | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,200円 |
| ハッピーマンデー | 毎週月曜日 | 鑑賞料金が1,200円 ※一部除外施設あり |
| ハッピーモーニング | 平日午前10時台までの上映作品 | 鑑賞料金が1,400円 |
| ハッピーナイト | 毎日20時以降 | 鑑賞料金が1,400円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| ハッピー55 | 55歳以上であればいつでも | 鑑賞料金が1,200円 |
| 夫婦50割引 | 夫婦どちらかの年齢が50歳以上であればいつでも | 鑑賞料金がふたりで2,400円 |
イオンシネマは、割引のハードルが低く「普通の人でも気軽に割引が使いやすい」のが強み。
月初めや月曜、朝イチ・夜の回など、ライフスタイルに応じて割引チャンスがあります。
平日10時台の上映なら1,400円で観られるのは、平日休みの人にとってはうれしいですよね♪
年配の人や条件を満たす夫婦などにも優しい割引も豊富。
学生〜大人まで幅広く使いやすく、初めて映画館で割引を狙う人にも使いやすい映画館です。
さらに、イオンシネマをよく利用する人ならぜひチェックしてほしいのが「ワタシアター+」という会員サービス。
会員になれば、上記のサービスデーの鑑賞料金がどれも-100円になるんです。
6回映画を観れば1回無料だったり、オトクなクーポンの配布もあるので、入会費500円かかるもののよくイオンシネマを利用するなら入ったほうがおすすめです。
ユナイテッドシネマ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデイ | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| 水曜サービスデー | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| 平和堂カード 会員割引 | 平和堂カードを持参のうえ購入でいつでも | 鑑賞料金が1,700円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| シアター割 | いつでも | Pontaパス会員なら鑑賞料金が1,400円 |
| ローソン・ユナイテッド シネマグループ割 | いつでも | ローソン・ユナイテッドシネマ会員は、鑑賞料金が1,300円~1,500円 |
ユナイテッド・シネマも大手チェーンのひとつで、月初めや水曜を中心に割引が実施されています。
ただ、ほかの大手映画館で用意されている「レイトショー」は2023年に廃止に。
仕事終わりや夜にゆっくり映画を楽しみたい人にとっては、これは結構痛手ですよね…。
いつでもお得に映画を観たいなら、「ローソン・ユナイテッドシネマ」会員になりましょう。
TOHOシネマズの「シネマイレージ」やイオンシネマの「ワタシアター+」と同じ映画館の会員サービスで、いつでも鑑賞料金が最大500円引きになります。
入会金600円がかかるものの、2回映画を観ればすぐに元がとれるのでおすすめです!
109シネマズ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデイ | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| メンバーズデイ | 毎週火曜日 | シネマポイント会員なら鑑賞料金が1,300円 |
| 109シネマズデイ | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| レイトショー | 毎日20時以降 | 鑑賞料金が1,300円 |
| ペア割 | 2人で観ればいつでも | 鑑賞料金が2人で3,000円 |
| シニア割 | 65歳以上ならいつでも | 鑑賞料金が1,300円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
109シネマズは、月初めや水曜など定期的に割引日を設けており、会員になるとより安くなるメンバーズデイもあります。
最近は「ペア割」が導入され、2人で観に行くならオトクになるのもうれしいポイント。
109シネマにも、会員限定の割引サービスがあり、シネマポイント会員なら毎週火曜日の映画が安くなります。
以前は、年会費無料・入会手数料1,000円だったのですが、2025年12月9日から年会費500円・入会手数料500円に変更に。
支払う額は変わらないものの、毎年年会費がかかるようになったのは少し残念かもしれません。
とはいえ、3回観ればいつでも映画が1,300円・6回観れば1回無料と、サービスは手厚いので、近くに109シネマがある人にはおすすめです!
T・ジョイ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデー | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,400円 |
| KINEZO会員デー | 毎週火曜日・木曜日 | KINEZO会員は鑑賞料金が1,500円 |
| 水曜サービスデー | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,400円 |
| ペア50割 | どちらかの年齢が50歳以上ならいつでも | 鑑賞料金が2人で3,000円 |
| レイトショー | 毎日20時以降 | 鑑賞料金が1,600円 |
T・ジョイも、月初めや水曜、会員向けの日、夜の回など、いろいろなタイミングで割引があります。
なかでも、注目なのが「ペア50割」。
どちらかが50歳以上であれば映画料金が安くなるシステムですが、ほかの映画館と違うのは「夫婦でなくてもいい」ということ。
親子や友だち、先輩などさまざまな組み合わせのペアで映画料金が安くなるので、利用しやすいですよね。
MOVIX
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデイ | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,400円 |
| 水曜サービスデイ | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,400円 |
| レイトショー | 毎日20時以降 | 鑑賞料金が1,600円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| シニア割引 | 60歳以上ならいつでも | 鑑賞料金が1,400円 |
| ペア50割引 | どちらかの年齢が50歳以上ならいつでも | 鑑賞料金が2人で3,200円 |
MOVIXは、月初め・水曜・レイトショーなど、比較的多く割引デーを設けており、「映画をお得に観たい」ときに使いやすいチェーン映画館。
ペア50割引は、T・ジョイと同じく夫婦の制限がなく使いやすいのもポイント会員です。
また、会員サービス「SMT Members」は会員限定で映画が安くなる日は設けていないものの、入会金・年会費ともに0円なのが大きな特徴。
6回観れば1回無料なだけでなく、誕生日に1,200円で映画が観れるクーポンがもらえたり、1回観れば1,500円になるクーポンがもらえるなど、メリットがたくさんです。
スマホから即登録できるので、MOVIXで映画を観る前には忘れずに会員登録を済ませておきましょう。
シネマワールド
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデイ | 毎月1日 | 誰でも鑑賞料金が1,300円 |
| シネマワールドマンデイ | 毎週月曜日 | 誰でも鑑賞料金が1,300円 |
| メンバーズデイ | 毎週金曜日 | シネマワールドメンバーズなら鑑賞料金が1,200円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| レイトショー | 毎日20時以降 | 鑑賞料金が1,400円 |
| ペア50割 | どちらかの年齢が50歳以上ならいつでも | 2人で鑑賞料金が2,800円 |
| 留学生割引 | 外国人登録証明書+学生証提示でいつでも | 鑑賞料金が1,200円 |
シネマワールドは、ほかの映画館に比べて鑑賞料金が安いのが特徴。
会員サービス「シネマワールドメンバーズ」や留学生であれば、1,200円で映画が観られます。
「シネマワールドメンバーズ」は年会費500円+入会費500円かかりますが、高校生以下であればどちらも0円!
スマホやパソコンから登録するだけで映画が800円で観られるようになるので、近くにシネマワールドがある学生は登録をおすすめします。
大人でも新規登録時に1,200円で映画が観られるクーポンをはじめ特典が満載なので、「今日の映画から安く観たい!」という人はチェックしてみてくださいね。
テアトルシネマ
| 割引名 | 安くなる日 | 内容 |
|---|---|---|
| ファーストデー | 毎月1日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| 水曜サービスデー | 毎週水曜日 | 鑑賞料金が1,300円 |
| 映画の日 | 12月1日 | 鑑賞料金が1,000円 |
| Pontaパスシアター割 | Pontaパス会員ならいつでも(同伴者2名まで対象) | 鑑賞料金が1,400円 |
| サブナード駐車場 相互割引 | 劇場窓口にてサブナード駐車券を提示すればいつでも | 鑑賞料金が最大200円割引 |
| 伊勢丹 MICARD割引 | 伊勢丹 MICARDの提示すればいつでも | 鑑賞料金が最大300円割引 |
| TCGメンバーズ割 | 毎週火曜日・木曜日 | TCGメンバーズなら鑑賞料金が1,200円 |
| TCGメンバーズ割 | TCGメンバーズならいつでも | 鑑賞料金が1,400円 |
テアトルシネマは、提携先の割引が充実しているのが特徴。
駐車券や伊勢丹MICARDを提示するだけで、鑑賞料金が割引になるのは手軽でいいですよね。
会員サービス「TCGメンバーズ」は年会費1,000円がかかるものの、鑑賞料金がいつでも1,400円+毎週火曜日と木曜日なら1,200円と、割引になる日が多いのが特徴。
「この日は映画が安くなる日じゃない…」とモヤモヤすることが少ないので、テアトルシネマをよく利用する人なら入会して損はありません。
映画をお得に見る方法

ここからは、映画をお得に見る方法をご紹介します!
- 映画館の「安い日」を狙う
- 会員サービスやアプリ限定割引を使う
- レイトショー・モーニングショーを活用する
- クレジットカード・ポイントの優待を利用する
- ペア割・シニア割など条件付き割引を使う
映画館の「安い日」を狙う
ほとんどの大手映画館では「毎月1日」や「毎週水曜日」など、定期的に鑑賞料金が安くなる日を用意しています。
通常1,900円前後のチケットが1,100〜1,300円で観られるので、割引率はかなり高め。
とくに月初めの「ファーストデイ」は全国どこでも誰でも利用できるので、狙いめです。
手軽に利用できる分、利用者はどうしても多くなるので、「どうしてもこの日に観たい映画がある」「好きな席で観たい」という人は、できるだけ早めに予約しましょう。
会員サービスやアプリ限定割引を使う
多くの映画館では、独自の会員サービスを用意しており、入会するだけで特典が受けられる場合があります。
たとえば、TOHOシネマズの「シネマイレージ」ならポイントを貯めて無料鑑賞ができたり、109シネマズの会員なら火曜日に割引価格で映画を観られるなど、特典はさまざま。
アプリ限定のクーポンが配布されることもあるため、映画館に行く前にひとつ入れておくのがおすすめ。
入会費や年会費がかかることもありますが、年に数回映画を観る人なら十分元が取れるケースがほとんどです。
実際、私もTOHOシネマズの「シネマイレージ」に年会費500円を払って入会しましたが、その場で鑑賞料金が2,000円から1,300円に割引され、初回だけでしっかり元が取れました!
レイトショー・モーニングショーを活用する
レイトショー(20時以降)やモーニングショー(午前の早い時間)に割引を設定している映画館も多く、時間さえ合わせられるなら安く映画が観られます。
通常料金より300〜500円ほど安くなる場合もあり、夜にゆっくり観たい人や休日の午前中にサクッと映画を楽しみたい人には最適。
また、比較的空いていることも多く、落ち着いて映画の世界に浸れるのもうれしいですよね。
「買い物ついでに朝イチで観る」「仕事帰りにレイトショーでリフレッシュ」など、生活リズムに合わせて使いやすい割引方法です。
ただし、レイトショーは都道府県によって鑑賞できる年齢に決まりがあるので、事前によく確認してくださいね。
クレジットカード・ポイントの優待を利用する
映画館では各種クレジットカードやポイントサービスの優待が使えることも多いです。
TOHOシネマズではセゾンカードを、テアトルシネマでは伊勢丹 MICARDの提示で割引が受けられます。
さらに、楽天ポイントやdポイント、Pontaなど各種ポイントが使える劇場も増えており、貯めているポイントをそのまま映画に充てられるのも魅力
普段の支払いで貯まるポイントを活かすだけで、実質的に映画が無料になることもめずらしくありません。
対象カードやポイントは映画館によって変わるので、事前にチェックしておきましょう。
ペア割・シニア割など条件付き割引を使う
映画館には、条件を満たすと安くなる「割引制度」が多数あります。
代表的なのは、同じ回を観る2人が対象になる「ペア割」、50歳以上の夫婦が一緒に観ると安くなる「夫婦50割」、60歳以上が対象の「シニア割」など。
また、障がい者割引や学生割引など、年代や状況に合わせた割引も用意されています。
条件はあるものの、対象に当てはまればかなりお得に利用できるため、家族や友人と行くときにもおすすめ。
「せっかくなら安く観たい」という思いにしっかり応えてくれる制度なので、自分が使える割引がないかチェックしてみましょう。
まとめ
映画が安い日はいつか、お得に映画を観る方法をまとめました。
映画をお得に観たいなら、「映画が安い日」を知っておくのがいちばん手っ取り早い方法です。
TOHOシネマズなら毎週火曜の「シネマイレージデイ」、イオンシネマなら毎週月曜の「ハッピーマンデー」、MOVIXやユナイテッド・シネマでも曜日割引や会員デーが充実しています。
普段は1,900円前後のチケットも、安い日を狙えば1,300円ほどで楽しめることも多く、新作を観るハードルがぐっと下がりますよね。
自分の行きつけの映画館の割引日を一度チェックしておくだけで、気になる作品をもっと気軽に楽しめますよ。


